クルマンワイナリーの物語とSANTO PATRONOワイン

シンガニとワインの製造・蒸留場として長い歴史を持つクルマンワイナリーは、ある日、原因不明の火災に見舞われました。必死になった従業員たちはバケツで水を運び、火がアルコール度数の高いシンガニのタンクに広がるのを防ごうとしました。運良くタンクは爆発を免れましたが、その夜、ワイナリーが長年大切に保管していた感情的価値の高い品々がすべて失われました。

失意の中、従業員の一人が叫びました。「唯一助かったのはSANTO PATRONOだ！修吾聖人のおかげでタンクが爆発しなかったのだ！」その声を聞き、ワイナリーの人々は悔しさを感謝の気持ちに切り替え、火災の夜を乗り越えることができました。

SANTO PATRONOワインは16世紀から続くスインティバレー、ボリビアの標高2000～2400メートルという世界で最も高地にあるワイナリーで生産されています。フランスのカベルネ・ソーヴィニヨンとスペインのグルナッシュを交配したマルスラン品種は、この地に非常に適しており、自然選択と厳選された品質向上のための低収量セレクションを経て、製造前の選別により最も優れた葡萄のみを使用しています。

このワインは、年間400本しか製造されない希少性から、業界のコレクターたちに非常に高く評価されています。

ALTIPLANOは、マルスラン品種とボリビアを代表するタナ品種のブレンドにより、丸みのある味わいに仕上がった一本です。